須雅屋の古本暗黒世界

札幌の古書須雅屋と申します。これは最底辺に淀んでいる或る古本屋が浮遊しつつ流されてゆくモノトーンな日々の記録でございます。

土曜 出稼ぎ十三日目

 正午過ぎ起床。12時現在、曇り、21・0℃、最高気温22℃。ラジオでテレビ小説聞きながら、うどん、ナットウ、冷水、食パン1、ミニあんパン1、カフェオレ。

 2時前家を出る。やや蒸す感じ。途中から微雨。2時20分からA本屋。今日はA本屋主人も一緒。店頭に陳列していた文庫の箱詰め。くしゃみ数回、埃凄し。『毎日ナントカ』(毎日新聞発行ではない)という雑誌に掲載されていた筒井康隆インタビューを読む。人との付き合い方について。けっこう常識的な真っ当なことを述べている。真っ当だから狂気を小説に書ける。7時20分まで。4千円いただく。

 帰り、クスリのツルハの斜め後方の月寒の飲屋街徘徊して見学。札幌で古くから開けた土地で、一時は賑わった界隈であり、商店街は寂れてしまったが、今でも飲み屋だけは多い。2年前まではA本屋さんの向いに怪し気なキャバレーが三軒もあった。ぷらぷらと歩いてみると吟月会館と吟月会館2なる飲み屋集合建築物がある。スナック<くに子>の開けたドアの前に70近いオバさんが立って外を眺めている。この人がくに子さんなのだな、たぶん、と思う。その<くに子>のネオンの隣に「成吉思汗・羊肉生肉・伊藤精肉店」という看板があったりする。<ツルハ>で無洗米「まんぷくごはん」5キロ1480円を買う。表示に原料玄米:複数原産米/国内産とある。つまり、いろいろまぜこぜな訳ね。<セイコーマート>で「ブラックニッカ・クリアブレンド」680円も買う。

 8時半帰宅。手を洗っていると寝室から妻が出て来て驚かされる。入浴。牛乳。テレビ、「ブロードキャスター」の今週のニュースみたいなコーナーで元フジテテビ・アナウンサー有賀さつき離婚を知る。その元ダンナは「スポルト」直前の「ニュースJAPAN」に解説員として出ているあの和田という人物。焼きホッケ、モヤシナットウサラダ、米飯、冷水。昨日の大佛次郎本注文あり。

 零時過ぎ、<日本の古本屋>利用料金5月6月分を払う。今回は一週遅れで払えた。W杯:チェコ0ーガーナ2。応援していたチェコが負ける。日本酒1。4時就寝。