須雅屋の古本暗黒世界

札幌の古書須雅屋と申します。これは最底辺に淀んでいる或る古本屋が浮遊しつつ流されてゆくモノトーンな日々の記録でございます。

木曜 出稼ぎ十一日目

 12時起床。牛乳。12時現在、曇り、17・6℃、最高気温20℃、これから一時雨の予報。昨日受注の茂吉本探しに1時間を費やす。うどん、ナットウ、目玉焼、冷水、食パン1、ミニあんパン1、バナナ1、カフェオレ。風強く、外気暗し。

 外出しようとして玄関ホールへ足を踏み入れたところで、入口横の自販機に缶コーヒーか何かを補充しているご婦人が目に入る。大家さんの奥様なり。あわてて回れ右して引き返し、非常口から外へ出る。自分たち夫婦は出来るだけ影を消して生きなければ。

 小雨、強風の中、3時半A本屋着。4時20分から一人で仕事の続き。児童書が並んでいる棚に、エロ雑誌の固まりがあったりするので頭がおかしくなってくる。アマゾン用に出品している在庫とはいえ、どうも馴染めない並べ方だ。A本屋さんが来るのが今日は遅くなり、8時20分まで作業。4時間、3200円いただく。帰り、上がっていた雨が自宅に近づいたところで降り出す。今晩は荒れ模様。札幌夏祭り、明日の神輿はどうなるのだろう。 

 9時過ぎ、帰宅。受注1件、H・ミショー「試練・悪魔祓い」。国保の納付通知書が来ていた。今年は全部払うぞ、と誓う。さもないと保険証を取り上げられる危険性あり。9時半入浴。11時から寝室テレビでW杯。エクアドル3−コスタリカ0の後半を見る。帰宅した妻から、田村隆一のエッセイ、他の本4冊買う。500円。

 11時半、焼き鰈、冷奴、目玉焼、タラコ、妻の実家特製すり身汁、米飯、チャーハン少量、妻の友人がカンパしてくれた缶ビールサッポロ黒生で第二食。すり身濃厚で歯触りがもっちりとして旨し。1時10分から、日本酒飲みつつ、寝室でW杯イングランド2ートリニダードトバコ0。英は決勝進出。ベッカム、一点目アシスト、容姿だけでなくサッカーの方でも健在。3時半就寝。