須雅屋の古本暗黒世界

札幌の古書須雅屋と申します。これは最底辺に淀んでいる或る古本屋が浮遊しつつ流されてゆくモノトーンな日々の記録でございます。

金曜 出稼ぎ五日目

 9時45分起床。9時現在、曇り、14・7℃、最高気温予定17℃予定。塩辛、ナットウ、米飯、麦茶、冷水、ミニあんパン、紅茶にて第一食。昨夜受注分梱包。ごく短い作文をひとつやらねばならないが時間がとれぬ。

 郵便局。12時20分から7時半、A本屋。3時、豆パン2、家から持参の冷水。夕方から雨。7時半まで、8箱。バイト賃5600円いただく。雨脚強く、地下鉄で帰る。大通り経由で南平岸まで乗るつもりであったが、ひとつ隣の美園で降りて雨の中を歩く。15分で到着するかとの計算が25分ぐらいかかり後悔。当初、自分も随行する予定であった東京南部大市へ行った札幌古書組合事業部のメンバーは今頃宴会の最中だな、と思いつつ傘さしてふらふら。でも、上京せずに札幌にいたおかげでA本屋さんのバイトができたのはついていたのである。予想外の臨時収入なのである。

 8時半帰宅。入浴。昨日今日とストーブを焚く。湯奴、和布蕪、鮭ハラスの塩焼き、イカ塩辛、プロセスチーズで水割り、ナットウと梅クラゲで米飯、麦茶。

 受注1件、島田荘司占星術殺人事件」帯付、開封済み。本の箱詰め、5日続くと腕や腰にけっこう疲労が蓄積してきた。まあ一昨年夏の土方仕事に比べたら天国みたいなバイトだが。ただひとつ●●●があまりに◯◯で苦痛である点を除けば。自宅にいる普段の日々と違って日が経つのが実に速く感じる。いよいよW杯開幕。2時就寝。

 夫馬基彦さんの5年ぶりの新刊小説集「按摩西遊記講談社が明日6月10日発売の由。定価1800円。
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