須雅屋の古本暗黒世界

札幌の古書須雅屋と申します。これは最底辺に淀んでいる或る古本屋が浮遊しつつ流されてゆくモノトーンな日々の記録でございます。

木曜 出稼ぎ四日目

 9時半起床。9時現在、曇り、14・7℃、日中最高気温17℃。日記付け。うどん、ナットウ、水、食パン1、ミニあんパン1、紅茶。

 郵便局寄って月寒のA本屋さんへ徒歩で向かう途中、<セイコーマート>で豆パン。148円。今日は無事に購入。A本屋さんで箱詰め。一日中店内寒し。知らない作家の本や、知ってる作家の未知の本があると中を覗いて、目次後書きなど読む癖も作業の進み具合を送らせているようである。12時15分から7時半まで、7箱。バイト賃5600円戴く。店を出て、月寒<フードセンター>で買物。うどん、ナットウ2、ガム(この数ヶ月、ガムに憧れていたのだ)、トイレロール、計681円。小雨降る中、帰宅。予報では明日明後日も天気が悪いとか。YOSAKOIソーランの踊り手さんたちもご苦労なことだ。ひらひらの服まとっての半裸の姿は、いくら踊ったとてさぞ寒いことだろうな。むふふ。

 8時半帰宅。シャワー。受注1件・小檜山博「一瞬の人生」献呈署名本。アルバイトのために「次郎長背負い富士」は見逃す。お金を稼ぐためには仕様がないのである。世の中の人は労働のためにさまざまなモノを犠牲にしているのだから。

 11時半、メバチマグロのハラス刺身、茄子の味噌炒め、ホッケの煮付けと煮凝り、水割り4杯。
 知人金子勝利君が「ニューヨーク・タイムズ」のネット記事から仕入れた情報でビリー・プレストンの死を知る。59歳。合掌。ビートルズ「ゲット・バック」でキーボードを弾いているのは有名だが、ストーンズの「スティッキー・フィンガーズ」から「ブラック&ブルー」までの各アルバム、それに「ラブ・ユー・ライブ」でも演奏していた。

 自分にしては起きるのが早いここ数日の出稼ぎ生活、帰宅してシャワー、食事をとると眠たくなってくる。軽作業だが毎日となると疲れがたまる。これが一般的な勤め人に近い生活なのだな。3時就寝。