須雅屋の古本暗黒世界

札幌の古書須雅屋と申します。これは最底辺に淀んでいる或る古本屋が浮遊しつつ流されてゆくモノトーンな日々の記録でございます。

ヒッチコックとポワロ共演す

 午後7時起床。18時現在、晴、−1・9℃。

 WBCアジア・ラウンド:中国ー日本、楽勝かと予想していたが、ラジオのDJが現在2−2になっていると伝えるので心配になり、寝室へ行きテレビで30分ほど見物。2点は先発上原が打たれていた2ラン。西岡の3ラン、福留のソロが出て2−6になったところで安心して居間に戻り、ラジオで唐沢俊一『ブジオ』を聴く。ゲストは唐沢氏の仕事場がある同じ渋谷のMSに住む熊倉一雄さん。1階の集合郵便受けで姓名に「熊倉一雄」とあるのを目に留め、時々エレベーターで顔を合わせては「おおっ!」と思っていたが、話しをするのは今日が初めての由。即興サービスでヒッチコックとポワロの声色で話してくれるのが嬉しい。ヒッチコックの方は吹き替えを急に振られて苦労したが、ポワロは自らやりたくて仕様がなかった役とのこと。「宇宙家族ロビンソン」のスミス博士や「ひょっこりひょうたん島」のトラヒゲのエピソード、ドン・ガバチョ役の藤村有弘の思い出等、唐沢さんも一ファンとしてわくわくしながら話を聞いているのが伝わってくる。黒澤明「天国と地獄」の中で違う俳優のやっている漁師の声が熊倉さんの声に吹き替えられているのは何故なのか?という日本映画史上長年の謎が解き明かされたのは貴重。「金曜ブジオ」、自分が聴いたうちでは、一番笑わせてもらったのは快楽亭ブラック師匠がゲストの回、最も内容のあったのが今回と感ず。

 「ブジオ」が終わって9時15分からは寝室テレビで「柳生十兵衛七番勝負」再放送。それから、うどん、ナットウ、冷水、トースト1、ミニあんパン2、紅茶にて第一食。

 零時過ぎ電話鳴り、時々かけてくるお客さんからと思い、びくっ、としたが、同業のじゃんくまうすさんだった。市場への出品で相談ごと。1時間以上話す。梱包二ヶ。

 2時半、ブタ肉ホウレンソウ炒め、ゆでモヤシ、ハタハタ汁、米飯、麦茶にて第二食。

 3時半から6時、入力。その後は書きもの。午前10時就寝。