須雅屋の古本暗黒世界

札幌の古書須雅屋と申します。これは最底辺に淀んでいる或る古本屋が浮遊しつつ流されてゆくモノトーンな日々の記録でございます。

シノギのためにブツを探す

 3時起床。15時現在、曇り、雪ちらちら、0・3℃、西南西の風4m/s、76%。

 カフェ・オ・レ、冷水。4時前、郵便局にて振替妻口座から14420円、<セブン・イレブン>でJNBから3千円をおろし、<Maxvalu>で買物。米ホシノユメ5kg1390円、パン128円、ナットウ68円、トウフ68円、牛乳148円、うどん100円、カネサワカメ汁88円、計1990円。5時過ぎ帰宅。来年二月末までの短期保険証が届いていた。ああ、と頭抱えるべきところを、取りあえずよかったと思う自分がいる。

 牛乳、紅茶。冊子2ヶ梱包発送。萌黄さん、薫風氏とメールやり取り。「非常にピンチです」と薫ちゃんに書いてやると「ぼくもめまいがするほどピンチです」と応酬してきた。面白い表現なり。いつか何処かで拝借しようと思う。

 8時ようやくうどん、ナットウ、トースト、紅茶、カフェ・オ・レ、冷水、にて第一食。食後、明日のセリ(同業市場)に持って行く本を物色。井上靖の限定本、先月の大市で買ったモーパッサン作品集他仏語原書など。井上本は2月からネットに出品していたものだから未練はないが、仏語の方はじっくり調べて売ろうと思っていたので悔しいけれど、そんな悠長なことを云っていられる状況ではすでにない。おそらく買い手が付いても仕入れ値を上回る金額にはなるまい。と確信を持って予想できる。みんなシビアーというか、人のことは云えないけれどと云いつつ云うが昨今エブリバディしみったれてるからなあ。大市からもうひと月が過ぎているのだから、その間を、のほらん、と過ごして商品化しようとしなかった自分が馬鹿なのだ。ケース入り豪華カレンダーを二ヶ縛ったり、ダンボールを開けたり、かき回したりしているうちに11時となる。

 <日本>A本屋委託分から受注一件。コジンスキー「異端の鳥」。未整理の本の中に売れそうに見える絵本があったのでこれを入力、5点UP。

 2時、肉豆腐丼、焼魚カレイ、ミソ汁、番茶、紅茶にて第二食。横になる前の洗顔中、あ、アレがあった!と思い出し、ずっと一生持っていようと思っていたが背に腹は替えられぬ仕様がないアレも売ろう、と決意し、居間の横の(仕切はない)外国文学ホンヤクもの書庫として使っている空間へ様々なモノを跨いだり、押しのけたりして分け入り、取り出す。5時過ぎ就寝。断酒。