須雅屋の古本暗黒世界

札幌の古書須雅屋と申します。これは最底辺に淀んでいる或る古本屋が浮遊しつつ流されてゆくモノトーンな日々の記録でございます。

伝説の人

 2時半目が覚め、3時起床。くもり。23.8℃、湿度66%、北北西の風7m/s。
 メールチェック、「ピコラ・ピコラ」、もう入金になっていた。ありがたし。<楽天>から佐藤有文「絵ときこわい話 怪奇ミステリー」に注文あり。けっこうな値段ついてる児童本であるが、値下げした途端に入札あり。妻の本。
  郵便局へ出かけ、振替口座から1240円、ぱ・る・るから19740円をおろし、冊子小包を2ヶ出す。<セイコーマート>へ寄り、『実話時代』を立読み。山口組六代目誕生の記事など読む。ほう、そうか、そういうことになっていたのか。牛乳1パック、アイスモナカを買い、5時前帰宅。
 『けやき書店古書目録』61号が来ていた。新入荷太宰治特集。一括して入ったものなのだろうか、写真版のもの、どれも保存状態の良いものばかりのようだ。「晩年」帯付315万円なり。ああ、上京の折、U文庫さん(上野文庫さんではありません)と三人、神保町で、或いはゴールデン街で飲んだ日々が思い出される。と、いっても自分はもちろん御馳走になるばかりであったのだけれど。三人の中で、けやきさんだけが成功した。昭和63年の七夕市で市場に初出現した芥川賞受賞本中の最稀覯本『雑巾先生』の落札で伝説となったUさん、「入札の数字書く時、指が震えて困ったで」と冗談とも本当ともつかず話してくれたUさん。今は何処でどうしていることか。昔も今も自分にはいい記憶しかなく、懐かしい人である。
  6時のニュース。駒大苫小牧高校の校長記者会見。27歳野球部部長が大会前と大会中、生徒を殴打していた由。部長は自宅謹慎。自分の中学高校時代には、今の世ならば10年ぐらい禁固刑を言い渡されてもいいような先生がうようよしていたもんであるが。スリッパはマズかったな。
 第二食、シャワー後、種村季弘を入力。 
 朝の5時、ゴミを捨てに行くと、雨の中、鴉が三羽。彼らにはちょうどいいシャワーなのか、気持ちがよさそうだ。
 7時近く、ようやくにして<楽天>へ11点UP。8月17日より、<楽天>の一方的な都合により以前使われていたジャンル対応表の番号が使用できす、新しい数字でないと不可になっており、今日は何度もはねられ、1時間以上かかってようやくUPできたのである。機械に拒否されるとバカにされているようで、最初は「ワタシに逆らうとは面白いじゃないの」と余裕の態度で接しているのであるが、だんだんと腹立たしく、イライラが募り来たって、「この野郎!オマエよりもオレの方が本は知ってんだよ!」とパソコンに向かって毒づきたくなってくるのだ。

 6時、19.3℃、湿度76%、東の風2m/s。

 7時15分、就寝。今日も断酒だぜ、Baby、イェーィ!