須雅屋の古本暗黒世界

札幌の古書須雅屋と申します。これは最底辺に淀んでいる或る古本屋が浮遊しつつ流されてゆくモノトーンな日々の記録でございます。

金曜 ハンコックの夜

 午後2時起床。牛乳、カフェオレ、紅茶、冷水。受注、『ボードレール詩集』河出ポケット版、『故大澤岳太郎君追悼会記事』大正10年、『鳩よ!/赤川次郎特集』、ブーレーズ『クレーの絵と音楽』、中野實『脱線令嬢』昭和13年。梱包。

 5時半頃、電話。出ないこともあるのだが、受話器をとるとH社Tさんからで、ハービー・ハンコックのコンサートへお招きあり。これは観ておきたいと諸々済ませて6時半出。地下鉄で大通。途中で腹が鳴るのも周りに迷惑だろうと、〈市民ホール〉2Fロビーで持参した味噌パン2ヶと冷水で本日固形物第一食。開始より20分ぐらい?から観る。ハンコックの他のメンバーは、パワフルかつ超絶技巧の若いドラムとベース、バイオリンも弾く白人女性ボーカル、というユニット。ハンコック、現在たぶん71歳。ストーンズもそうだが、たとえ寸時でも、こちらがエネルギーのお裾分けに与れるのは有り難い。まだクタバッテたまるかよ!と数日間は思えるのだ。アンコールは高校時代から何百回と聴いた「カメレオン」。エガッタア。終了後、11時過ぎまで、三条ビルとすすきの駅を繋ぐ都通のナントカビルの居酒屋(?名前失念)でビールと焼酎、焼き物系など料理をいろいろご馳走になる。道新掲載紙2回2部ずつ貰う。Tさん、焼酎をロックでくいくい。自分はお湯割り。学生時代に一年ブラジルに行っていたとかで、引き蘢り気味の自分とは対極的?な人生。

 南平岸Maxvalu〉にてブラックニッカCLB、モヤシ2、計718円調達。零時過ぎ帰宅。今日の気温、7・1〜12・9℃。零時半〜2時入浴。カツオ赤身刺身とカツオたたき、タマネギと鶏肉炒め、トマト、モヤシとハムのマヨ和え、カレースープ、トースト2、ウィスキーお湯割り4杯、玄米茶。午前6時就寝。