須雅屋の古本暗黒世界

札幌の古書須雅屋と申します。これは最底辺に淀んでいる或る古本屋が浮遊しつつ流されてゆくモノトーンな日々の記録でございます。

月曜 わが人生に悔いあり

 午後3時45分起床。この三日ほどはうすら寒く、スートーブを15分ほど焚いてみたりしている。うどん、冷水、ピザパントースト、普通トースト1、マーガリン、ドーナツ1、牛乳、カフェオレにて第一食。

 8時から古本入力。今日の気温、4・1〜7・2℃。1時半、カレーライス(ビーフ、セロリ、シメジ)、目玉焼き、ゆでモヤシ、ラッキョウ、冷水、カフェオレにて第二食。古本入力。

 2時台、ラジオで流れているバッハが二度、三度と地震情報で中断。青森、函館や、神奈川で震度1〜2の地震。今号の『新潮45+』では京都大学の元教授が、日本列島は1200年ぶりの活動期に入ったから今後何十年かに渡って地震や噴火が続くなどという恐ろしいことを云っているらしい。これまでも学者というのは何度も予想を外してきたのだから、ここは当たらないのを切に期待するが、一方、開き直って今後は享楽的、刹那的な生き方をした方がいいのかもしれない、とも思うのである。観たいものを観、聴きたいものを聴き、読みたいものを読み、食いたいものを食い、飲みたいものを飲み、それから、あんなことをやったり、こんなこともしたりして、いつ死んでも悔いのないようにしておくにしくはない。しかしである。考えるまでもなく、享楽、逸楽にまず要り用なのは金ではないのか。とすれば、哀しいかな、貧乏人にはやはり快楽主義的な生き方は不可能らしい。ああ、口惜しい。メルド、メルド、メルド、メルド!わが人生に悔いあり、とタクアン噛じりながら死んでゆくのみである。
 と綴っていたら、午前4時過ぎ、東北で地震。秋田で震度5弱のところも。秋田県内陸南部地下20キロが震源の由。

 5時、60点UP。書見少。午前8時前就寝。