須雅屋の古本暗黒世界

札幌の古書須雅屋と申します。これは最底辺に淀んでいる或る古本屋が浮遊しつつ流されてゆくモノトーンな日々の記録でございます。

土曜 信用できるお店を

 午後3時半起床。トースト1、ロールパン3、黒糖入り芋あんぱん1、ベビースモークチーズ1、ヨーグルト、牛乳、カフェオレ、紅茶、冷水にて第一食。名古屋で38℃越え、九月の記録更新の由。

 「本の買い取り、やってますか」と中年?女性から電話。「今あまり買ってませんが、他は紹介できますよ。どんな本ですか」と答えると、「何処か大きな信頼できる処を教えてくださいませんか、整理をしていたんですが、父が大切にしていた全集ものがいくつかあるんですけど」とおっしゃるので、「日本文学全集とかですか?今、何処でも安いですよ」と返すと、「いいえ、お金はどうでもいいのですが、何処か大きな信用できるお店を紹介して下さいませんか」と、一古本屋にはどうも矛盾に感じられることを云われる。なちぐろ君の電話番号伝えといたが、受話器置いてから、迷惑だったかもなあ、と、ちらっと思うのであった。北京語言大学大学院日本文化専攻の女性から『新日本文学』在庫あるかとメールで問い合わせ。梱包2。

 小笠原君から電話あり、口頭で修正箇所の確認。モモちゃんのご懐妊を聞き、ほう、薫風氏もいよいよお爺さんか、初孫か、と笑う。挿絵は描き続けてくれるそうだが、そういう事情もあるから原稿早く出してあげてくだされ、とのことで、なるほどオレにも影響があるのか、とようやく気づく。

  本日の気温20・0〜28・0℃。古本入力。〈日本の古本屋〉7点UP。3時から、サンマとカツオ刺身、目玉焼き、豆富キムチ煮、ラッキョウおダイコン浅漬け、米飯、ウィスキー水割り2、にて第三食。書見少。午前8時就寝。