須雅屋の古本暗黒世界

札幌の古書須雅屋と申します。これは最底辺に淀んでいる或る古本屋が浮遊しつつ流されてゆくモノトーンな日々の記録でございます。

月曜 区民センター往復

 午後2時目覚め、3時過ぎ起床。牛乳、紅茶。郵便局。振替口座分13650円おろし、エクスパックケース1ヶ購入。区民センター図書室へ。

 途中、ある瀟酒なお宅から小型犬を二匹連れてお嬢さん(高校生?大学生?ぐらい)が出て来る。今年になってからだが、我が家の灯油供給基地であるGS前の交差点を、たしか彼女が精悍な風貌?の大型犬一匹と散歩していたのを見た覚えがある。とすると、自分の記憶が確かであれば、この家の中には犬が少なくとも三匹以上はいるということか、と想像してみる。また、<Maxvalu>辺りで買物をして来たのだろう、白いビニール袋を下げた70ぐらい?の一人暮しらしき男性が古い二階建てアパートの鉄製の階段を不自由な足腰で、一段一段ゆっくりと慎重に昇ってゆくのを見る。ドアの前でコートの左ポケットを探り、次いで右ポケットを探って鍵を取り出し、入っていったが。ああ、未来の自分を見るようだ。いや、ここに住めるほどの余裕があるだろうか、あの年代で、と思い直す。

 図書室で10冊返却、9冊借りる。もう1冊予約していた本は返却待ちの由。困りますな。迷惑なんです。あなた一人の図書館じゃないんです。とは云えないのである。以前は自分もしょっちゅう、そう半月もひと月も遅れていたので。最近真面目にならなければ、と考えるところあり、規則を(できるだけ)守ることにしたのである。帰途、互いに雪投げをしてふざけ合いながら下校して行く中学生たちとすれ違う。

 5時前帰宅。チャーシュー、ダイコンとコンニャク煮付け、米飯、白湯、焼き芋、ミニ餡パン1で固形物第一食。受注『萩原朔太郎全集第5巻 アフォリズム2』。

 9時半、妻から定時連絡。暗然とする。相も変わらずうかつな自分。忸怩たるものあり。「シビアーなことおっしゃいますなあ」と吉行淳之介が医師に云ったという言葉を思い出す。昔、母が診療を受けた病院のサイトを検索。

 今日の気温−4・9〜3・3℃。1時、うどん、ナットウ、チャーシュー、ダイコンとコンニャク煮付け冷水、食パン2、クリームチーズ、紅茶。午前4時、古本Aプロジェクト作業開始。入力。ちょっとやって、岩内の義母宅や、伊達の実家のあった界隈をGoogleマップで探してみる。何の意味もないのだが何かに触れていたい気分らしく。断酒。午前9時就寝。