須雅屋の古本暗黒世界

札幌の古書須雅屋と申します。これは最底辺に淀んでいる或る古本屋が浮遊しつつ流されてゆくモノトーンな日々の記録でございます。

日曜 カティンの森、桜チョップス

 午後3時起床。うどん、冷水、トースト1、六花亭キャラメル・シュークリーム1、豆乳、カフェオレ、紅茶。受注『幽霊塔』乱歩推理文庫。

 6時、思い立って外出。地下鉄ですすきの、狸小路シアターキノ>へ。DVDレコーダーもなく、デジタル放送用テレビ購入の予定もないので、今回を逃すと見る機会もないだだろうと考え、それに真駒内石山堂中野さんが観覧予定をブログ日記に記していたので、アンジェイ・ワイダ監督「カティンの森」を観に来たのである。割引チケット代千円を払った後、中野さんを見つけ声をかけると驚いていた。会うのは一年ぶりか。映画は6時35分から2時間2分。見に来てよかったと思う。

 映画の後、すすきの駅へ向かって歩いている時「ちょっと軽く飲んでいくかい?」と漏らした(?)中野さんの好意に甘えて、「ここは食材がいいよ」とご推奨の<桜CHOPS>なる居酒屋で御馳走になる。中野養蜂店が高級蜂蜜を納めている店だとか(昨年の日照不足で蜂蜜自体が品薄のために現在は中断中の由)。中野さんはすでに<アダノンキ>さんでビールを飲んできたそうで最初から燗酒となる。各自3合?ほど。肴はお通し2品とシメサバ炙り焼き、牛テールおでん(茹で玉子入り)、辛しレンコンと鶏のはさみ揚げ(各580円)。川崎彰彦小谷野敦東直己筒井康隆や小笠原淳の話などする。途中15分〜20分ほど、お客の誕生日を祝うイベントあり。清算の後(もちろん自分が払ったわ訳ではないが)外を歩き出していると、高校時代の友人で伊達市役所に務めている野村の若い頃に似ている店の人(店長?)が追いかけてきてバナナを二本くれ、「ありがとうございました、またよろしくお願いします」と深々と頭を下げる。バナナを受け取って歩き出し、振り返るとまだ腰を90度近くに曲げて頭を下げている。いつ頭を上げるのかな、とそのまま見ていると、10秒以上も下げ続けていた。顔を上げたところでこちらも手を振ると笑顔でまた頭を下げたが、実に徹底して社員指導がされている店であり、礼儀正しい若者は気持ちがいいものだ、と感心する。南平岸まで地下鉄で中野さんと。急に散財させてしまって申し訳ないことだった。<Maxvalu>にて、ナットウ、木綿豆富、牛乳、レジ袋1枚、で計307円購入。12時帰宅。

 今日の気温−4・1〜0・7℃。1時〜2時半入浴。バチマグロ刺身、湯奴、ウナギご飯、ウィスキーお湯割り2、玄米茶。午前7時就寝。