須雅屋の古本暗黒世界

札幌の古書須雅屋と申します。これは最底辺に淀んでいる或る古本屋が浮遊しつつ流されてゆくモノトーンな日々の記録でございます。

水曜 6月交換会

 午前7時15分起床。うどん、ナットウ、冷水、ミニあんパン1、牛乳、カフェオレ、紅茶。地下鉄で大通。9時5分前、頓宮神社着。本日、7月交換会。

 事業部員と薫風、セカンズの両理事により運送屋さんのトラックから荷物が降ろされてる最中。江別方面の某家一口もの。自分も作業に加わって荷下ろし→2階に荷揚げ→陳列をやる。量は家庭用本棚20本くらいか?買ったもん勝ちの一口モノのセリがこの4月から三回続いた。しかも今回は筋のいい文学書中心で何を買っても間違いなしだ。お金とスペースがあればの話であるが。12時終了。小沼丹作品集、木山捷平全集、草野心平全集など、ほとんどいい所は◯◯さんが抑えて全体の半分ぐらいも買っていた。自分は阿部昭全集、川崎長太郎藤枝静男の二本口など、6点入札、『新風土』『風報』が20冊ほど混じっている単行本の3本口1点のみ落札。不真面目な札ばかり投じているのだから当然の結果だ。

 片付け終わって帰り際、一悶着二悶着の末、ようやく事業部員慰労金が分割配給される。たかだか3万(自分には大金だが)を貰うためにこんな恥ずかしいイヤな思いをしなければならないのかと苦痛味わう。世界中が俺に死ねと迫っているようだ。「それは事業部長のKさんが決めることであなたが決めることじゃないしょ」などととエライ人が高説を述べる。なぜ気分よく働かせようと努めないのか。分からない。以前から好意を抱いているナイスガイK君には、今後も友好関係を続けていきたいので、ワガママ云ってすみませんね、と詫びを入れておいたけれども。K君に送られて午後2時帰宅。

 15時現在、雨、15・5℃(最低11・9、最高18・4)、湿度70%。冷水、紅茶。シャワー。20分ほど仮眠。受注。三井葉子詩集献呈署名本『たま』『沼』。これもクレジット注文。受注2回目にしてクレジット売りには、代金が入るまでに時間がかかるという他にもう一点重大な短所があるのが分かった。注文があればあるほど肩代わりする送料が増え、その弊店にとっては馬鹿にならぬ金額を回収できるまでにまた長い長い時間を待たねばならないということ。

 7時半サッカーW杯最終予選最終試合:日本ー豪州。ハーフタイムにバナナ、紅茶。五輪と似たような点の取られ方で1−2で負ける。10時、ポークソーセージ、イカ塩焼き、蒸しキャベツ、高菜漬け、ワカメみそ汁、米飯、玄米茶。断酒。午後11時就寝。