須雅屋の古本暗黒世界

札幌の古書須雅屋と申します。これは最底辺に淀んでいる或る古本屋が浮遊しつつ流されてゆくモノトーンな日々の記録でございます。

水曜 あれからもう一年

 正午起床。あたたか。12時、現在、晴、19・7℃(最低5・7、最高22・5)、湿度24%。うどん、ナットウ、冷水、ミニあんパン1、牛乳、紅茶。1時からNHKFMで『今日は一日「ハードロック・ヘビーメタル」三昧2』。一昨年の第一回に続き赤羽のロニーこと松本アナウンサーの歌うレインボ−に感銘を受ける。昨年の5月6日はチャーが案内人の『ギタリスト三昧』を聴いていたのを思い出し、あれからもう一年経ったのか、と愕然とする。

 「日古登録書籍の件です」という件名メールあり。あんまり頭がよくないので「日古(ニッコと読むのか?)」というのが「日本の古本屋」であるのかも、と想像するまでに数秒要した。「ご登録の◯◯◯◯◯ △△社はカバ−版ならば必要です。連絡下さい。宜しくお願いします。」というもの。「宜しくお願いします」と最後におざなりに付け足してはいるが「必要です。連絡下さい。」という物言いが、どうも嬉しくない。個人名の他に屋号も記されている。個人のお客さんからならば、まあいいか、最近の若い人なのだろう、と笑って受けとめもするが、もし同業者であるならば、ちょっと?なメールなり。屋号があるので検索してみたらサイトがすぐ出て来た。某地方のネットオークション・アマゾン出品代行専門業者らしい。いろんな商売があるもんだ。500円の本でいくら利幅得ようとしていたのかしらん。「カバーって記載してねぇんだから、ねぇったらねぇよ」とは書かないで、「お役に立てず恐縮ですが、カバーはついておりません。」と丁寧に返信しておいたけれども。と書き付けていたら「お忙しいところありがとうございました」とまたメールが来た。一応常識はある人らしいと評価変更する。

 7時、トースト3、ミニあんパン1、紅茶。受注、堀口大學『詩と詩人』昭和23。第一書庫に二度潜り注文本探し。梱包2。11時、枝豆ご飯、サケ塩焼き、モヤシおしたし、卵とうふ、目玉焼、枝豆ご飯、ネギとワカメみそ汁、アイスモナカ半ヶ、紅茶。2時〜3時半、入浴。断酒。書見。午前6時就寝。