須雅屋の古本暗黒世界

札幌の古書須雅屋と申します。これは最底辺に淀んでいる或る古本屋が浮遊しつつ流されてゆくモノトーンな日々の記録でございます。

火曜 書棚掃除、買い出し、崩壊

正午起床。12時現在、晴、21・0℃(最低13・1、最高21・8)、湿度39%。暖か。うどん、ナットウ、冷水、トースト1、バナナ1、牛乳、カフェオレ、紅茶。受注、関口安義『芥川龍之介の素顔』。株価急反発過去最大の上昇率 とか。

 昨日の受注本探しに第一書庫へ。日が差して温かいので懸案だった棚の拭き掃除を1時間かけて4割方をやる。汗をかく。『俳句の幻形』は中を改めるとボールペンの朱線引きがあったので500円に値引き。評論集だが本人や林田紀音夫のいい句が紹介されているので写す。

 7時半外出。新築MSの外壁を覆っていたネットの一部が外され美しいとさえ云える外観が現れつつある。<セブンイレブン>で「ビッグコミック」のこまわりクンのみ立ち読み。こまわりの苗字が山田であるというのを初めて知る。次いで<Maxvalu>2F新刊屋さんで妻から情報のあった「女性セブン」掲載井上荒野インタビュー読む。カセットテープ、ハッカ飴、日本酒温情2Lパック、モヤシ2、ナットウ2、牛乳2、ジャガイモ2、ネギ、ダイコン、キャベツ、マルちゃん玉うどん、計2242円調達、8時45分帰宅。いい月が出ている。

 6月末に壊れたメガネフレームがさらに崩壊。またセロテープを巻いて応急手当をするがそれでもずり下がる。悲惨。10時25分ETV。カツオたたき、モヤシとスモークサーモンのサラダ、ガンモとコンニャク煮付け、ナットウ、米飯、蒸かし芋少、玄米茶。断酒。

 書見。中村光夫志賀直哉論』了。この論文自体は、いいとこ突いてるじゃん、あんた鋭いよ、おっちゃん、なのであるが、論の出来とは別にちょっと意地悪な見方をするなら、評価人気とも凋落?したとはいえ志賀直哉の小説読む人はまだいるだろうけど、中村光夫の評論・エッセイ・自伝ではなく、その小説を読んでる人が現在どれだけいるだろうかということ。午前2時就寝。