須雅屋の古本暗黒世界

札幌の古書須雅屋と申します。これは最底辺に淀んでいる或る古本屋が浮遊しつつ流されてゆくモノトーンな日々の記録でございます。

月曜 通院

 午後5時起床。15時現在、晴、15・4℃(最低4・1、最高15・8)、湿度25%。18時現在、晴、13・0℃、湿度29%。暖か。うどん、ナットウ、冷水、牛乳、カフェオレ、紅茶。

 函館生まれ、「月光仮面」の川内康範、森進一を拒絶したまま6日死去。88歳。たしか浅間山荘の時も登場してきたな、この人。「おふくろさん」は好みではないが、他の詞には上手いのがあったと思う。元々、小説では中河与一の弟子だった由。ロンドンに続きパリでの聖火リレーも混乱、途中からバスで運搬。

 妻は今日病院で、ずうーっと何年も通院して診てもらっている医師に「ふだんフラフラしませんか?慢性貧血ですね。血がとても薄いんですよ」と初めて診断された由。それは注射器三本も血をとられた後だったので、医師の指摘する日常的貧血なのかどうかにわかには答えられなかったそうな。療法としては自分の頭ではトマト・ジュース、野菜ジュースにレバを食することぐらしか思い浮かばないが、いずれも妻は苦手だ。残るはホウレンソウぐらいなものか。ああ、これでわが家は金欠に加えて貧血だ。

 12時半〜2時入浴。マグロ刺身、鮭、水菜おしたし、ワカメみそ汁、米飯、玄米茶、チョコレートにて第二食。書見。小山文雄『大正文士颯爽』。小島政二郎と佐々木茂作への芥川の手紙にジ〜ン。ウィスキー水割り1。午前9時就寝。