須雅屋の古本暗黒世界

札幌の古書須雅屋と申します。これは最底辺に淀んでいる或る古本屋が浮遊しつつ流されてゆくモノトーンな日々の記録でございます。

木曜 出世払いだ

 午後4時起床。15時現在、雪、−0・2℃(最低−1・7℃、最高1・3℃、湿度71%。うどん、ナットウ、冷水、ロバパン(札幌)製レーズンロールと岩内あけぼの福祉会製のクルミカマンベールパンを炙って各1、エクレア1、牛乳、カフェオレ、紅茶。

 つい最近、最低3万〜5万ぐらいにつけるべき本を格安で売ってしまった。こういう運命なのか。得しているのはお客さん、幸福になってゆくのは他人ばかり。今日届いた著名古書店カタログに昨年お客さんに売った本が35万で出ていた。ウチの値段は......。ああ、死にたくなる。しかし、どちらも妻の本なのであるが、......そして売上はいまだ妻に渡されていないのであるが......。久しい以前から、いずれ出世払いだ、まあ、待っててちょーよ、えへえへえへ、と引き延ばし工作をしてきたが、見渡せば人生も黄昏を迎えつつある。

 「鞍馬天狗」。続いて知人の好青年イラストレーター石垣渉君(http://www.geocities.jp/wcp_wataru_i/)のテレビ出演を観る。tvhで夜8時54分ぐらいからの頑張ってる若者紹介みたいな番組。長身痩躯、今風小顔の石垣君が絵筆手に机に向かう姿はカッコよし。『札幌人』の荒井さんも登場して石垣君に関してコメントしているうちに、時間3分経過してあっと云う間に終了。

 梱包2。ネット徘徊。ハンバーグ、豚トロと焼きネギ、蒸しジャガイモ、ロースハム、菜の花、キムチ、米飯、油揚げとワカメみそ汁、玄米茶。朝8時半から偶然川上未映子出演テレビ番組をラジオで聴く。断酒。午前10時就寝。