須雅屋の古本暗黒世界

札幌の古書須雅屋と申します。これは最底辺に淀んでいる或る古本屋が浮遊しつつ流されてゆくモノトーンな日々の記録でございます。

木曜 恐ろしい明日

 12時半目覚め。13時起床。12時現在、曇り、16・1℃(最高気温17・2℃)、湿度67%。明日からは北海道全体がぐっと冷え込んで来るらしい。月曜まで組合の大市のために外出が続くので憂鬱だ。牛乳、冷水。◎◎◎◎さんへ明日のことで電話。迎えに来てくれるそうで助かる。◎◎◎◎、なちぐろの両氏は明日の作業の大変さをまだ知らないでいる。8月末から9月末にかけて整理した某家の口。仕事は本の縛りを運んでトラックに積み込むだけだが、車を付けれる場所から玄関までは20メーターぐらい離れており坂道と階段がある。家の中の本は一階と二階に分散しており廊下はとても滑りやすい。そして亜本屋さんの縛り方というのが運ぶ人にキビシイ縛り方(1本が長くて重くて持ちにくいったらない)なので、かなりの難航が予想されるのだ。

 16時、うどん、ナットウ、冷水、ロールパン3、ミニ餡パン2、プロセスチーズ、カフェオレ、紅茶。8時「陽炎の辻」最終回。どうも先行作品からいいとこどりの時代劇ファンタジーに終始した印象。WBCフライ級タイトルマッチ12回戦。内藤大助(33)vs同級14位亀田大毅(18)は3―0の判定で内藤。豊浦町の出身で日本人選手には負けたことがない由。判定と表彰式のみ間にあう
 梱包1。イナダ刺身、鶏砂肝唐揚げ、厚揚げ焼、米飯、ワカメみそ汁、紅茶、六菓亭キャラメル・シュークリーム。零時〜2時「証言記録 マニラ市街戦」。マニラでの日米の市街戦は死者12万、そのうち市民が10万。戦闘の終了近くにはほぼ虐殺に等しい行為もあったようだ。書見。
 詩学社廃業で1947年から続いていた「詩学」も廃刊の由。一番長い伝統のある詩雑誌であったのだけれど。「ダカーポ」が12月5日発売の620号で休刊。最盛期には20万部発行していたが最近は8万部程度にまで落ち込んでいたそうだが、詩の商業誌の部数を想像すれば8万部で休業とは贅沢なものなり。午前3時半就寝。断酒。