須雅屋の古本暗黒世界

札幌の古書須雅屋と申します。これは最底辺に淀んでいる或る古本屋が浮遊しつつ流されてゆくモノトーンな日々の記録でございます。

土曜 ドームでロッテー日ハム戦

 8時15分起床。9時現在、晴、20・5℃(最高気温25・6℃)。うどん、冷水、牛乳、カフェオレ、紅茶。書見。
 10時50分に出てバス亭へ。11時4分発だが10分ぐらい遅れてバスが来たので20分ぐらい待たされる。快晴。野球日和(ドーム球場だから関係ないのだが)。11時半福住駅着。地下鉄駅<イトーヨーカドー>前でミネラルウォーターやジュースなどの飲み物類、Tシャツやキャップや応援用鳴りもなどの日ハムグッズを販売中。ファンが球場で着ているレプリカユニフォーム(上半身のみ)は9240円もしているではないか。ほえ〜。高いもんである。みなさん、ずいぶんお金をかけてるもんである。
 正午前札幌ドーム着。このあたりは空が広く、見晴らしも良くて気持がいい。北口3番ゲートで北天堂さん父子と無事邂逅。確保してある座席へ案内される。外野席、ライトとセンターの中間の前から十数列目辺り。昨年3月ストーンズ・コンサート以来2回目の札幌ドームだが、どうも人工芝が眩しく、圧迫感があって息苦しい感じだ。小さい頃に遊んだ野球盤の巨大な奴に紛れ込んだような感覚で落ち着かない。その上、眼鏡が合っておらず(この数年)近くも見にくいが遠くも見づらいので、我ながら困ったものなり。息子孝臣君は父君の指令で一塁側内野席に移動。周りを見渡すと、70代お婆さん、家族連れ、40代母と20前娘、20代OL(?)、など女性客がやたら目立つのに驚く。ざっと見て全観客の6割方が女性ではないかと思う。どちらかというとチームに整った顔の選手が多いせいだろうか。ともあれ女性子供に指示されているのが日ハム人気定着の大きな要因か。

 北島三郎の弟子、歌手の小金沢君の国歌斉唱の後、13時、ロッテ対日ハムの首位攻防戦スタート。先発はロッテが小林宏之、ハムがスゥイーニー。この時点で今日はロッテ有利とみたが、2回表にハム捕手の高橋のパスボールで早くも一点献上。5回にロッテ堀の2HRが出て3−0。その裏にようやく1点返して3−1になり期待たかまったのに、6回表、里崎のソロが出て(これは北天堂さんと古本屋の話かなんかしているうちの出来事でプロのホームラン一本見逃して損した感じ味わう。気がついた時にはベース一周するロッテ里崎捕手の姿が)4−1とされ敗色濃厚であったところ、その裏、集中打で小林をKO、2点を加え、4−3とし、7回裏にまた1点追加、ついに同点として延長へ。10回裏、トップバッターの小谷野がサヨナラHR、4−5で日ハム勝利。時計は16時半。セギノールと金子はケガと休養で出なかったけれど楽しめた。できれば田中幸雄を代打で見たかったけれども、稲葉ジャンプも体験できたし、首位もキープしたし、手放しで喜ぶ北天堂さんの笑顔も新鮮だったし、万事ヨカッタ。今度はいづれ自費で来よう。

 近所の駐車場前で北天堂さん父子と別れ、試しに徒歩で帰途へ。途中、<GEO>に入るが何もなし。岩波文庫吾輩は猫である」105円買って出る。月寒<Maxvalu>で、ガム、もめん豆腐2、牛乳、トリスブラック、白鹿カップ、計1089円調達してまた歩き、18時半帰宅。寄り道しなければドームまで片道40分弱といったところか。18時現在、晴、20・4℃。
 19時、ブタバラ焼き、冷奴、米飯、みそ汁、冷麦茶、紅茶、ミニ餡パン。シャワー。テレビ鑑賞。「新マチベン」。三浦大輔完封で横浜8−0広島。ウィスキー水割り。零時過ぎ就寝。