須雅屋の古本暗黒世界

札幌の古書須雅屋と申します。これは最底辺に淀んでいる或る古本屋が浮遊しつつ流されてゆくモノトーンな日々の記録でございます。

火曜 花のもとにて

 2時半起床。12時現在、晴、16・1℃。うどん、ナットウ、冷水、カフェオレにて第一食。

 4時前郵便局。途中の道で、桜の開花を知る。振替口座とぱるるから計5125円おろす。<セイコーマート>でガス代2月分5119円払い、コピー60円。<ホーマック>でガムテープ1とノート6冊、計281円。<ホーマック>へ羊ヶ丘通りを降りて行く右横にKさんというお宅の広大な庭が続くのだけれど、ここの何本もある桜も見物。その敷地がどのぐらい広いかと云うと、三階建ての何処かの田舎の旅館のような屋敷の他に、それなりの距離を置いて他にも家が二つか三つ点在しているほどなのだ。そして春のこういう時分は、このKさんとお友達になってあげてもいいと思うのだ、毎年、自分は。そうするとおそらく、どう?来ない?なんて花見に招かれたりして、さあ、さあ、遠慮しないで、なんて饗応されて、なにごとも無下に断れない自分としては、そうですか、じゃ、ちょっとだけ、と云いながらも杯を受け、その結果否応無く、思う存分(と、ここいら辺で若干の飛躍なきにしもあらずなのだが)、花のもとにてお酒が賞味できるというわけなのだ。しかし、もしかするとKさんは、お酒もビンボー人も古本屋も酔っぱらいも好まない人であるかも知れないのだが。5時半帰宅。

 7時、トースト2、ミニあんパン2、紅茶にて第二食。 受注1件、泉芳郎とう人の詩集「お天道様は逃げてゆく」(昭和9年)。
 中日2−日ハム3、10回田中幸雄サヨナラ打。楽天2−横浜5、各リーグでピリ同士のチームの、お互いこの相手でなんとか息を吹き返そうという試合。サッカーはブルガリア2−日本1。ゲームの途中で寝てしまい「プラネットアース」の洞窟篇を半分見逃す。
 1時、入浴。2時、ちらし寿司、チーズ、ししゃも、厚揚げ焼き、水割り。朝8時就寝。