須雅屋の古本暗黒世界

札幌の古書須雅屋と申します。これは最底辺に淀んでいる或る古本屋が浮遊しつつ流されてゆくモノトーンな日々の記録でございます。

日曜 希望が見えぬ

 12時目覚め、1時過ぎ起床。12時現在、くもり、8・2℃。うどん、ナットウ、冷水、トースト1枚、ミニクリームパン1ヶ、チョコレート二粒、カフェオレ。

 ラジオ「日曜喫茶室」。最後の15分ほどを聞いたところ、ゲストは綾辻行人、うかつなり、さっさと起きて最初から聞けばよかったと悔やむ。

 草創期の、というと甚だカッコいいのであるが、要は須雅屋が開店したばかりの時期に北大生アルバイト(その三分の二、いや四分の三は無給のボランティア)として手伝ってくれたM君からメール。来月あたり出張で来札するかもしれない由。

 日ハム4ーソフトバンク0。巨人8ー横浜7。最下位でもいいから(昨年はうまいこと3位だったが)Gだけは苦しめるところに存在意義があったというのに、もうダメだ。4月半ばにして希望が見えぬ。(なあんだ、横浜のことか、また現実から逃避しちゃって、と妻が横から口を挿む)

 8時、「新日曜美術館藤田嗣治」。司会が檀ふみに替わって見やすくなった。以前担当していた女性は、一人自ら「ん」と鼻声で何度もうなずき理解納得しているらしき話し方がどうも苦手であったのだ。ゲストは立花隆村上隆がコメントで、海外で受けたアーティストは妬まれて日本美術界では評価されない、とご自分に対する無理解をを藤田の孤独に重ねていたが、そうかあ?と首を傾げる。9時、「NHKスペシャルチェルノブイリ事故20年」。惨いなぁ。

 <日本の古本屋>より受注1件。篠田一士「現代詩人帖」。1時から2時半入浴。鶏肉の酒蒸し、海鮮フライなるもの、ソイの煮付け、ラッキョウ清酒二合。6時就寝。