須雅屋の古本暗黒世界

札幌の古書須雅屋と申します。これは最底辺に淀んでいる或る古本屋が浮遊しつつ流されてゆくモノトーンな日々の記録でございます。

2007-03-16から1日間の記事一覧

金曜 古本屋のサガ

午前10時前起床。朝っぱらから今日返却する岩井志麻子「魔羅節」を読み終え、次いで後藤明生「しんとく問答」を読む。「魔羅」は予想以上、ナカナカのもの。「しんとく」は芥川龍之介や宇野浩二、折口信夫について語る部分は面白いのだけれども、大阪道案…