須雅屋の古本暗黒世界

札幌の古書須雅屋と申します。これは最底辺に淀んでいる或る古本屋が浮遊しつつ流されてゆくモノトーンな日々の記録でございます。

2005-09-04から1日間の記事一覧

冬がこわいのだ

午後5時目覚め。6時起床。 こんなふうに夕方に起きた時はよく 『夕ぐれに眼ざめてはならない。すべてが 遠く空しく溶けあう 優しい暗さの中に 夢のつづきの そこはかとない悲しみの 捉えようもない後姿を追ってはならない。』(清岡卓行「うたた寝」全行)…