須雅屋の古本暗黒世界

札幌の古書須雅屋と申します。これは最底辺に淀んでいる或る古本屋が浮遊しつつ流されてゆくモノトーンな日々の記録でございます。

水曜 籤

 午後零時過ぎ目覚め。1時半起床。小笠原氏からメール。「ブンガク夜話」の原稿早く送信し、身重のモモちゃんに穏やかな正月を送らせてあげて欲しい、何卒と。うどん、ナットウ、トースト2、マヨ、牛乳、紅茶にて第一食。5時前郵便局へ。積雪のため、昨日までの路面のつるつるが解消され、歩きやすし。

 年賀状を取りあえず10枚購入。〈セイコーマート〉にて『北方J』連載分コピー40円。電気代10月分4976円支払い、低脂肪乳2本、玉子2、食パン、米ほしのゆめ5kg、計1944円購入。籤を三回引いて下さい、というので引いてみたが、ハズレです、と飴2ヶを寄越す。財布をしまおうとして、あっ、と気がつく。1万円札を出したのに、レシートのみで、お釣りの3080円が出て来ていないのだ。「お釣りもらいましたか?」と訊くと、おネエさんが「あげました」とキッパリ。「いや、貰ってませんよ、レシートだけで。ほら」と財布の中身を見せて、どうにか無事お釣りを与えられたが実に危なかった。寸での処で飴を貰って金を忘れるところであった。レジから一歩も離れていなかったからヨカッタものの、外にでも出ていたら受け付けて貰えたかどうか。冗談でなく、年を越せなくなっていたかもしれないのだ。まだ金の清算が済んでいないというのに、大きな箱をレジ・カウンターに、どーん、と出して来て、籤を引かしたりなぞしたから起こったミスだと思う。しかも3ヶ貰う権利のあった飴も2ヶしかくれなかったし。

 帰宅後、梱包1ヶ。FMで今日は一日カントリー三昧。受注。漱石新潮文庫『それから』昭16、『彼岸過迄』昭16。本探し、また1ヶ梱包。

 本日の気温−2・1〜0・7℃。零時前、モモちゃん、小笠原君にメール。用意が間に合わないから次号は久生十蘭やめて福永武彦で行くことに。トースト2、紅茶にて第二食。1時半〜3時入浴。受注、ピリニャーク『日本印象記』原始社・昭和2。カキフライ、目玉焼き、イカ塩辛、キムチ汁、米飯、玄米茶にて第二食。書見少。午前7時就寝。