須雅屋の古本暗黒世界

札幌の古書須雅屋と申します。これは最底辺に淀んでいる或る古本屋が浮遊しつつ流されてゆくモノトーンな日々の記録でございます。

金曜 トンカツ・カラオケ・マッサージ

 午後3時半起床。15時現在、晴、18・1℃(最低11・2、最高20・6)、湿度63%。うどん、ナットウ、冷水、トースト1、バナナ1、牛乳、カフェオレ、紅茶。受注『近代文學』昭24年2月号。

 6時出。地下鉄で札幌駅。6時半<Loft>古書の街着。待ち合わせていた薫風佐々木氏、その娘姉妹のモモちゃん、アユミちゃん、じゃんくまうす太田氏と落ち合う。「地下鉄降りたところでスガさん見かけて、あ、スガさん、と声かけようとしたら、ものスゴイ早足で行っちゃいました」とアユミちゃん。彼女が金髪にしたと情報を得ていたのでモンローかド・ヌーヴみたいな感じを想像していたが(というサンプルがなんとも古いかもしれぬが)一部のみの部分金髪で意外と大人しかった。数分雑誌コーナー立ち見。

 じゃんくさんのクルマで夕暮れに向う街を東区へ。じゃんくさん息子快君を拾い<とんかつ玉藤>へ。極厚ロースカツ定食を戴く。快君が大量に摺ったばかりの胡麻を特製タレに入れて。キャベツとご飯をおかわり。ご飯は鶏五目ご飯一杯と白ご飯半分。佐々木氏はキャベツおかわりはもちろん、鶏五目ご飯一杯と白ご飯二杯を平らげ、娘から廻って行ったヒレ肉も食べていた(ように記憶する)。じゃんく太田氏に御馳走になる。帰り際、佐々木氏とスガは「ご自由にお持ち帰り下さい」と表示されていたパンの耳も一袋ずつ貰って、いやあ、得しちゃったなあ、いい店だなあ、とホクホク。

 二次会はカラオケ<キャッツアイ>。じゃんくさんの意向、佐々木氏の好意により、本場タイ式マッサージのプロであるモモちゃんからマッサーージ10分コースを受ける。極楽、極楽。次いで佐々木氏、じゃんく氏も。モモちゃんの歌を初めて聴く。10ヶ月ぶりに会ったがまた感じが変わって、さらに女性っぽくなったようである。自分は腹の調子が今イチだったので日本酒燗を飲み、歌う。こちら側に座るオヤジブラザーズ三人と、向こ側の席に並ぶ太田ジュニアと佐々木シスターズのヤングなグループの顔の大きさが、同じ人類とは思えぬほど違うのに気づく。佐々木シスターズは明日、函館でコンサートのある石川浩司さんと共に函館ー札幌をバスで日帰り弾丸ツアー往復しなけれなならないということで早朝起きのため、今日は早目のお開きとなった。カラオケと飲食代はじゃんく太田氏に、マッサージ代は薫風佐々木氏に奢られる。

 じゃんくさんに送られ円山経由で零時過ぎ帰宅。鶏唐揚げとお茶漬け、冷水にて第三食。テレビ『戦場のヴァルキュリア』。もう一袋残っていたパンの耳も貰ってくればよかったなあ、ああ、なんで遠慮したんだろ、なんて慎み深いオレなんだ、ああ、もっと貪欲にならなければダメだ、何ごとも、と後悔しながら午前3時就寝。