須雅屋の古本暗黒世界

札幌の古書須雅屋と申します。これは最底辺に淀んでいる或る古本屋が浮遊しつつ流されてゆくモノトーンな日々の記録でございます。

金曜 Rプラザ追加

 3時起床。15時現在、くもり、12・8℃。

 連絡がないので明日6日に延期か、と思っていたのであるが、急遽<Rプラザ>に徴集される。5時前にメール開いて初めて分かり、あわてて第一食を摂る。うどん、ナットウ、トースト、ミニあんパン、冷水、カフェオレ。

 6時から8時、<Rプラザ>。A本屋さんの三台補充。自分が陳列のあいだ、今日の店番担当の◯◯書店さんが、自店のみならず他店の台を整理整頓して廻っていた。本に触ってるのが好きなのである。いかにも本好きの昔ながらの古本屋さんと云えるのである。が、たしか、20年前も、10年前も<◯番館>や<Rビンソン>の古書展で同じことをやっていらっしゃったのを思い出したのである。それから、自店のありとあらゆる商品、西村寿行や西村京太郎の文庫本などのプライス・シールにまで著者名と作品名を書かなければ気がすまないのも20年前からである。人生いろいろ、古本屋もいろいろ、で結構なのであるが、自分からすると人生の時間がもったいないような気がするのである。やはり人間はなまじのことでは変わるものではないのだなあ、とオノレを顧みる。でも、◯◯さんはルックスが時代劇の殿様顔(R平岸さん評)だから救いがあるのだ、きっと。クルマもあるし、犬も飼っているし、自宅もあるし、娘さんも世間並みに成人したようだから立派なのだ、とっても。冗談ではなく、オノレ等夫婦の他に子供にも食べさせ、学校にまで行かせ、人間の大人になるまで育てる営為というのは、気が遠くなるほど偉大だと思えるのだ、自分には。「キミは娘を二人も育てて立派だ」とかつて薫風書林に云ったことがある。「いやあ、向こうが勝手に大きくなりました」と答えた。厳密に云えば、奥様と娘さん二人が立派だったのだ、きっと。バイト代、A本屋さんより2千円いただく。

 <Rプラザ>斜め向かいの100円ショップ<キャン・ドゥ>で買物210円、南平岸<百円市場>でブラック・ニッカ・クリアブレンド698円。

 9時過ぎ帰宅。テレビで「ゲロッパ」見る。ニュース、巨人今季初の連敗。拳闘の亀田ブラザーズ揃って勝利。叶シスターズや小池百合子大臣や楽天監督野村夫人も来場していた。12時半、シャワー。1時、即席麺。昨日、し残した「植草日記」筆写。4時半、マグロ刺身、モヤシサラダ、サバ巻き寿司、みそさきイカ、日本酒1合、ウィスキー水割り2杯。谷川浩司の応援サイトなど眺めながら。

 受注1件、クルティウス「フランス文化論」。午前8時半就寝。